Trivia
豆知識
「義犬華丸」とは?
「華丸」は大村藩(現在の長崎県大村市)三代藩主 大村純信公の傅役(もりやく) 兼 家老であった小佐々前親(こざさ あきちか)が飼っていた愛犬。
犬種は狆と伝えられています。
純信公急逝の悲報に接し、その死を悼み追腹して殉死した前親の荼毘(火葬)の際、華丸は主人の死を嘆き悲しみ、炎の中に飛び込んで後を追ったとされています。(1650年)。
家人は華丸の心を哀れみ、事の次第を刻した墓碑を、萬歳山本経寺にある前親の墓石の右側に建て、「義犬」とたたえ弔いました。
動物愛護史の研究者によれば日本最古の史実の犬の墓とのことで、墓碑も国の史跡に指定されています。